学芸大学校内の圃場で、近くの小学5年生が田植えをするというので、見学をしました。
農家も機械で田植えをする時代。手作業での田植えは貴重な体験です。
それができるのも、そういう環境がすぐ近くにあるからこそ。
子ども達は、整列をして、ロープで線を引いたところに順番に植えていきます。
はじめに苗の持ち方、植え方、植えたあと手で自分の足跡を消すことなど、丁寧な説明を受けます。

素足ではなく、靴下を履いて田んぼに入ります。ぬかった田んぼは足をとられやすい。わあわあ、きゃあきゃあ歓声をあげながらの作業。
向こうに見える菖蒲園で遊び出す子ども達も。

子どもはすぐに自然に溶け込む。というより大人よりずっと自然に近い存在なのでしょう。
見学で、『小金井市環境市民会議』瀧本さんとお会いしました。
初対面でしたが、関心のあることが共通なことと、いろいろ間接的につながりがあることがわかり、すぐに打ち解けいろいろ話がはずみました。
瀧本さんたち、『小金井市環境市民会議』は、やはり学芸大の圃場を借りて「田んぼの時間」という活動をやっています。子ども達と一緒に田植えから稲刈りまでをします。「子ども達には、自然をそのまま見てほしい。田んぼに生える草、そこに生息する虫たちを。だからあまり草取りはしません。私たちにとって楽でもあるし。」と笑いながら滝口さんは話します。
学芸大の圃場は、先日小金井市の堆肥化実験施設でできた肥料で農家が野菜の栽培をしているというので見に来たのがはじめてでした。木々に囲まれた豊かな自然の中にあり、まるで清里や八ヶ岳の畑にいるかと思わせるような雰囲気があります。あまり手をかけていないのがかえっていい感じです。
瀧本さん達の田んぼの他にも、学芸大の環境教育専攻の学生が子ども達を集めてやっている「ちえのわ」というグループの田んぼ、「ミュゼダクリ」というNPO法人の江戸野菜作りグループが借りている畑などがありました。
なんと、その圃場をつぶして駐車場にしてお金を稼ごうという案が学内で浮上しているそうです。独立行政法人になってから国立大学は自主採算の道を模索していろいろ経営に頭を悩ませているようです。学問の府には、お金稼ぎに頭を使うのではなく、研究に専念してもらいたいものですが・・・。近隣の市民に豊かな自然を提供してくれているこの圃場がなくなるのは大変! 環境の会も借りたいくらいです。

- 2007/06/16(土) 10:06:59|
- 地域ネットワーク
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